明日は参議院選挙ということで、ネットニュースやSNSで各政党の演説についてよく耳にするようになった。選挙権が与えられてからは私も毎回投票している。個人的には、学生団体ivoteの会議見学に行ったことや、せやろがいおじさんの選挙率についての動画を見た経験から、より一層政治への関心は高まってきている。
若者が政党のSNS進出などによりネットを通じて政治関連の情報を得る機会も年々増えてきているのに関わらず、近年の20代選挙率は50%台だという。
なぜ行かないのか?
先日、大学の友人と選挙について話す機会があった。その友人は私と同世代の若者である。彼は私とは真逆で意識的に選挙に行かないようにしていると言った。その理由は以下の2つだ。
・自分が選挙に行くことで自分の社会への影響力が低いという事
・自分が選挙に行くだけのモチベーションがない事
自分が投票しても数千万分の一票分しかかわらないし、自分が投票に行っても周りに同じく投票に行かせるモチベーションを起こすことが出来ない(自分に社会への影響力が無い)という理屈だ。その場合、彼の基準ではどれだけの影響力を持つ段階までいけばいく
逆にどうしたら彼が選挙に行くモチベーションが生まれるか?と聞けば、「身近な人が選挙に立候補すれば選挙に行く」とのことだった。結局は身近に政治の存在感を感じることが出来ないというのは大きな要因だとは思う。特に消費税には漠然としたネガティブなイメージしか持てないというのも理解できる。仮に消費税を払ったとしても、それが社会福祉や国債費の利子に使われるというのではなく、ただ消費税を一方的に取られるものとしか感じられないのだ。
だからこそ、若者に自分の払った消費税などが(国家予算 数百兆円という大きな枠組みではなく)具体的にどうやって還元されていくのかを理解してもらう必要があるし、理解した上で各政党がシステムを改善するのか?といった提案が必要なのだと思う。
ともあれ、今日は台風5号の影響で西日本の天気が荒れているが、明日は少しでも弱まるのを願うばかりだ。