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第一回 伝われ!!集団表現の魅力!!

信長貴富先生の曲。まさに、言葉遊びならぬ合唱遊びをしてみましたという曲。日本人の誰もが知っている歌詞・メロディーでありながら、合唱ならではのハーモーニーや対称的な表現で再解釈されている。その為に全然聞き飽きが来ないし、私たちが知らない新しい「あんたがたどこさ」を発見することができる。

 

 また、それらの表現がいきなり複雑に展開されるのではなく、軽快なリズムから段階的に発展している。多くの作曲家は最初から自分の世界観全開で描くために何となく敷居の高さや合唱ならではの違和感を感じさせる。しかし、この曲では少しずつ展開する構成の為に、合唱を普段聴く事のない観客でも違和感を感じることなく、いつの間にか曲の世界に引き込まれるだろう。

 

 動画は演奏/家族コーラス「左座家(ぞうざけ)」様から拝借いたしました。Youtubeに積極的に演奏動画を投稿されているので、少人数混声合唱を楽しみたい方は是非、他の動画も見られてはいかがでしょうか?