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大学の公開講座のTAをしました。

今日は高校生向けに大学が授業・研究等で使用している機材を使った公開講座でTAをした。

実写映像を撮ったことは今までに何度か経験しているが、全くの未経験者に教えるというのは初めてだった。私の所属する大学・学部には毎年他県からの入学者が多く、公開講座でも関東から九州へ来ている高校生もいた。進学のために頑張っている子達が多いんだなぁ〜と思う一方で、彼らがかなり静かにしていたのが印象的だった。初対面の人ばかりで緊張していることもあるだろうが、それにしては非積極的な子が多かったように思う。

しかし、高校生達とグループワークの中で話をするに連れて、彼らの本気度がなんとなく伝わって来た。平日で学校があるのに休んできた子や、多忙な高校の文化祭準備を休んで来ている子なんかもいた。彼らも彼らなりに内なる熱意を持っているのだと。でも、大学入試についての疑問がないか聞いてみたり、どういうのを作りたいかみたいな話になってもあまり食いついて来ないのには不思議に思った。感情の部分と行動とのギャップがかなり大きいのではないかと思った。いずれにしても、彼らにとって有意義な講座であった事を願うばかりだ。