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お金より良いねが欲しい

最近、色々な社会人の方から話を聞く中で、20代、30代はお金を稼ごうとか、家を買おうとか、そういう意識が無くなったと聞く。それもそうだろう。今では昔と違って、物が溢れている。今時、家や車を買っても維持費などのお金の心配の方が大きかったりする。また、今では様々な娯楽にもお金が掛からなくなった。スマホさえあれば、映画やYouTubeは見放題だし、いつどこでもSNSで繋がる事ができ。Uberのような車を共有するサービスも拡大している。

  そもそも、会社は経済への不安から、お金を稼ぐ所ではなくなり、必要最低限の生活費や身近な娯楽を確保する所になった。また、会社と一生を共にするという考えが薄れて、社員達は自身のスキルアップや社会への貢献の実感を目的に活動するようになった。若者達は実はお金よりも、より高い次元を目指していて、共感や周りから「いいね」という評価をもらうために働いているのだ。ただ、それは簡単に得られるものでもないし分かりづらい。お金を稼ぐために頑張って来た世代とは仕事に対しての意識や動機も全く異なってくる。

 

そのうち、会社の収入よりも、社員の価値観を受け入れてれそうな雰囲気の柔らかい会社の需要が増えていくようにも感じる。